海老名「第九」初演 30週年!

海老名での「第九」の初演から2010年は、初演30周年にあたります。
ベートーヴェン初演から海老名「第九」初演にいたるつながりを簡潔に記します。


 ベートーヴェンが、自ら指揮をとり、「第九」を初演したのは、1824年5月7日ウィーンです。満席の聴衆を集め、演奏は大成功でした。既に難聴が進行していたベートーヴェンは、聴衆の喝采の拍手には気づきずかず、見かねたアルト歌手がか彼の手を取って聴衆の方を向かせ、はじめて拍手を見ることができた、という逸話あります。ベートーヴェンは5月23日に再演しています。

 その後、パリ音楽院管弦楽団が「第九」を演奏して評判になったのは、1831年3月27日。ワーグナーが指揮して大好評を得たのは、1846年4月5日のドレスデンでの演奏会です。

 我が国で「第九」が初めて演奏されたのは、第一次世界大戦の青島攻防戦で日本軍の、捕虜となったドイツ兵が徳島県の板東の収容所で自分たちで演奏し合唱しました。大正7年6月1日です。

 日本人が初めて演奏したのは、東京音楽学校(現東京藝術大学)の職員、生徒たちで、場所は同校の奏楽堂です。大正13年(1924年)の11月29日です。

 神奈川の最初の「第九」は昭和15年9月24日横浜宝塚劇場で演奏されました。指揮は金子昇、合唱指揮は、村山拡也で柴田睦陸等が独唱しています。第二回は、小船幸次郎の指揮で、横浜開港記念会館で講演、昭和18年6月6日です。
                
そして、海老名で最初の「第九」の演奏は、昭和55年12月13日、竣工した(1980年)海老名市文化会館のこけら落としの記念すべき「ベートーベン”第九の夕べ”」として、演奏されました。

 本年2010年は、その年から30周年です。海老名「第九」初演、および第2回の演奏会のプログラムを掲載します。

  
ベートーベン”第九”の夕べ(昭和55年12月13日)プログラム


Beethoven  ”第九”    (昭和56年12月13日)プログラム

その後、「海老名で『第九』を歌おう会」の公演に至るまでの経緯は、プロフィールをご覧ください。

海老名で『第九』を歌おう会プロフィール